DHEAとがんとの関係

 

DHEA とは、副腎、生殖器官、脳でコレステロールから合成される
ステロイドホルモンの1つです。
DHEAは、正式名称をデヒドロエピアンドロステロン(Dehydroepiandrosterone)と言います。

 

DHEAは、体内で最も多く存在するホルモンであり、「ホルモンの母」 と呼ばれます。
DHEAは、テストステロンやプロゲステロン、エストロゲンなどの性ホルモン及びその他多くのホルモンへと変換されていく仕組みを持っています。

 

DHEAは、アンチエイジングホルモンとして、広く知られています。
そのため、DHEAはの研究数は大変多く存在し、全てのDHEAの研究論文を数えると9000を越える文献があると言われています。

 

DHEAの研究の目的も様々であり、悪性腫瘍や肥満、脳への影響、免疫、加齢にともなう心身の老化現象の研究、生体内外を問わず、DHEAは実に
多くの試験と研究が繰り返されています。

 

その中でも、DHEAの試験数の多いものの中から、DHEAとがんとの関係について効果があるとされる文献が存在します。

 

DHEAは、悪性腫瘍に対して良い働きをし、発がんリスクを抑える働きをする。
という研究データがあるのです。DHEAと悪性腫瘍との関係について言及する論文は1000を超えると言われています。

 

悪性腫瘍に対する、有効性を示す文献も数多く存在しています。
DHEAが、乳ガンを抑制するという結果が得られたことを示す文献もあります。

 

その一方で、DHEAが性ホルモン感受性細胞に対し、発ガン性を持つとする論文もあります。

 

健康な人がDHEAを摂取した場合には、発ガンするリスクを抑止する作用が
期待できそうですが、「ホルモン感受性細胞の増殖が関係する腫瘍」 が疑われる人の場合には、DHEAの摂取は、慎重に行わないと、発がんリスクが高まってしまうようです。